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​​自然の恵みを未来につなぐ

​農園の想い

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てらぼら農園のHPをご覧いただきありがとうございます。

2020年の夏、恵那市串原にUターン移住し、

「てらぼら農園」として自然環境に配慮し土作りにこだわったお米と野菜の栽培&加工品販売を始めました。

 ここ、恵那市串原は恵那市の中心部から車で山道を走ること50分。田舎の中の田舎。どのルートを通ってもグネグネの坂道、狭い道。車のすれ違いに苦労するポイントもちらほら。場合によっては携帯電話までもが圏外に…。初めて訪れる方はほぼ100%「この道で合っているのだろうか」と不安に駆られる…。てらぼら農園はそんな山深い串原松本という集落にあります。社会でよく言われる“効率性”や“生産性”という視点から見ると、農地は狭く、獣害も多く、人は少ない。この地域での産業にはどう頑張っても限界があり、時代の流れと共にいずれは衰退していく地域なのかもしれません。

 でも、便利な生活とは程遠い、時代の流れと逆行せざるを得ないこの場所だからこそ、出来ること、伝えられることがあっても良いと思うのです。

豊かな自然の中で暮らすということ

自然に働きかけて作物を育てるということ

自然の恵みを頂きながら生きていくということ

限界といわれるこの場所で、自然に学び

いろんな人たちと繋がっていくということ

その先に、豊かな未来の生き方のヒントがあると思うのです。

「自然に学び 自然と生きる」

てらぼら農園は自然に学びながら実践し、より続いていける未来の暮らしの創造を目指しています。

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   代表 桝本 草平(sohei masumoto)

​草平物語

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1991年 恵那市串原に三番目の末っ子として誕生。

幼少期はかなりの恥ずかしがり屋で小心者。同級生11人しかいない小さな小学校にすら慣れることが出来ず、入学後3日目から不登校になる。そのまま義務教育の9年間を不登校で貫きつつ、両親が営む「山のハム工房GOBAR」で無添加のハム・ソーセージ作りを手伝う。

漢字も九九も出来ないけれど、豚肉の骨抜きは出来るという特異な子ども時代を過ごす。

15歳になり、3歳上の姉が行っていた島根県にある全寮制のキリスト教愛真高等学校に入学してみたいと思い受験。しかし学力が足りず不合格。その後、人生で初めて机に向かう勉強に必死に取り組むように。ご近所さんに家庭教師をお願いし一年間勉強に専念。そして再受験、入学を許される。愛真高校での3年間の寮生活で大切な仲間ができる。

京都精華大学人文学部で現代社会・環境教育についての学びを深め、公民科教員免許を取得。

大学卒業と同時に結婚。

三重県にある日本で唯一の私立の農業高校「愛農学園農業高等学校」(全寮制)に務める。現代社会の教員兼、野菜部の職員として6年間有機農法の畑仕事をする。

その中で、田舎で暮らしつつ、自分なりの農業をしてみたいと想いを募らせ、2020年7月に退職。

​生まれ育った串原に家族4人でUターン移住。

三児の父。

同年11月11日てらぼら農園をオープンし、稲作と少量多品目の野菜作りに専念する。

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​​400年続いてきた古民家

​てらぼらの家について

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そんな豊かな豊な自然に魅了され
串原での暮らしを始めました

2020年夏、生まれ育った串原にUターン移住した際に縁あって、生家のすぐ近くの古民家に移り住むことになりました。

その古民家は「天良洞」(てらぼら)という屋号を持ち、400年続いてきているそうです。

私たちは、その屋号を引き継ぎ、てらぼらの家の歴史も大切にしたいと想い、屋号をそのまま農園の名前に使わせていただきました。

てらぼらの家のすぐ横には沢が流れており、天然の葉わさびが自生し、サワガニがたくさん住んでいます。裏山にはアオゲラが木をつつきにやってきて、キツネやタヌキ、天然記念物のカモシカたちも庭に遊びにやってきます。

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てらぼらの家は、長い年月の中でその都度住みやすいように工夫され増改築されてきたようですが、私たちが移り住む時にもどうしても手直しが必要な状態でした。

私たちの大切な家を

自分たちの手で直してみよう

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できるかどうかは分かりませんでしたが、素人ながらセルフリフォームしてきました。

シロアリの被害にどうしたものかと途方にくれることも多々ありましたが、笑いあり、けんかありで、たくさんの人に助けてもらい、なんとかセルフリフォームも一段落つくことができました。

そんなてらぼらの家の玄関には、お手伝いしてくれた人たちが自分の名前を木に書いて貼っていくスペースがあります。きっとこの壁一面がいろんな人たちの名前でいっぱいになって、それを見るたびに「こんなにもたくさんの人に支えられてできた家と農園なんだ、これからも自分たちの手で大切に守っていきたい」といつまでも思うことができるでしょう。

 

いつでも誰でも遊びにきてもらえうような​田舎のおばあちゃん家のような存在を目指して

​人が集い 繋がっていく場所

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てらぼらの家の暮らしの中で

ずっと続いていく暮らしのかたち

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